mosablog@UC Berkeley MBA/MPH

カリフォルニア大学バークレー校でMBA / MPH留学している医師です

私費にとって大事な学費の話

あけましておめでとうございます。

1stで受かったので、優雅な年末年始を過ごしております。仲間で2ndに向けて頑張っている人も、essayを量産して10校近く出すとか言ってました。

 

そして実は・・・伊藤財団の奨学金も選考されました!

30歳以上で応募する場合はわざわざ「今行く理由」を述べなきゃいけないように基本的には若者向けの奨学金なのですが、32歳で選考いただき本当に感謝です。

もちろん金銭的にもですが、精神的にすごいです。本当に、何か世界に貢献しないと、と思います。

 

さて、前回3校に受かった、と言いましたが、もう1校Washingon University (Olin)にも合格したので、4校から進学先を検討することになりました。

今回のタイトルにあるように、まず数値化しやすい学費をリストしました。

今後私費留学する方も、どんなイメージなのか見て頂ければと思います。

直近のランキングも併記しました。

ランキングなんて毎年変わるので参考にするまでもないですが・・・

 

    tuition/year
(w/o scholarship)
total budget/y with ITO/y US news
(US only)
Bloomberg
Businessweek
Economist Forbes
(US only)
FT Fortuna QS
Northwestern-Kellogg Evanston, IL
シカゴ近く
68955 100217 49000 4 8 1 4 12 5 14
UC Berkeley-Haas Berkeley, CA
サンフランシスコ近く
59812 91744 40500 7 11 7 9 13 8 11
U Michigan-Ross
(Half scholarship)
Ann Arbor, MI
5大湖の真ん中、デトロイトの近く
37300
(67300)
61036
(91036)
9764 11 12 12 12 23 12 15
Washington U-Olin
(Full scholarship)
St.Louis, MO
シカゴの南西
0
(57900)
28561
(86461)
4561 21 36 30 35 68 30

82

(As of Dec 20。US news・QSは2018、あとは2017。Tuition学費、生活費込のBudgetの出典は学校ホームページ、基本単身者の予算と思われる)

ランキングについては熊さんのブログが詳しい。

 

ここで私費留学を検討している人に言いたいのは、大学側からScholarshipを貰えばかなり現実的な出費になる、ということです。

現在、ドルが113円なので、Michiganの場合Half tuition scholarshipを貰えば学費+生活費で700万弱、WashingtonでFull $$なら330万ぐらい年にかかります。全額自腹でKelloggに行くと1132万/年です。

伊藤奨学金が学費・生活費をカバーしてくれれば、Michiganは110万/年、Washingtonは52万/年ぐらい。ここは日本の国立大か・・・?というか日本で生きていくだけでも家賃+生活費で200万/年ぐらい余裕でかかりませんか・・・?

もちろんロスという観点で言えば行かない場合と比べると2年間の収入もロスされますが。

さて+1000万してKelloggやHaasにいくか、Michiganにするか・・・

 

今までどこもcampus visitしていないので、1月中にすることも検討中です。

1st Round結果発表

ご報告遅れました。

今年は12/13(水)ー15(金)に1stの学校の結果発表が集中してます。すでにインタビュー前に落ちたのも含め、そこで1stの結果が出揃う、もしくは出願プロセス全体の最終章となるわけです。

まじワクワクでした。

 

 

12/13 12:13頃、UC Berkeleyのassociate Deanより電話あり、合格の通知が来ました!

大阪出張中だったので、すぐ妻に電話。大喜びしてくれた。

これでほかも待つけど、どこも行けない心配はしなくてよくなったので、とても楽になった。Formalなdecisionは12/14だけど、電話は順次早めに来るようで、12/13に電話が来ました。

ホントはKelloggのdecision release dateだったのでそちらを待っていたら、不意打ちだったので更にうれしい。

会社の昼休み中も他の人と話しながら、笑顔が止まらなかった。

 

13日の帰りの大阪→東京の新幹線内で、今度はKelloggからの電話。

こちらも合格!あまり聞き取れなかったけど、あとでメール送るよ、とのこと。

 

翌日12/14はWhartonの発表日。

ドキドキ待っていたら、不意打ちで今度はMichiganからの電話。

また合格の連絡とともに、今度はscholarshipのオファーまであり!

これまた非常に迷う…

そしてGMATclubのchatを見ながら夜まで待ってもWhartonからは電話が来ず。

翌朝、サイトをアップデートしたよ、とメールがあり開くと不合格のレターが上がってた…

 

というわけで、UC Berkeley-Haas (MBA/MPH), Northwestern-Kellogg, Michigan-Ross (with $) で迷うことになった。

でも何にせよ2nd対策をしなくてよいのは大変助かった!

今は、お世話になった方々に、順次連絡中です。

 

 

MBA受験 1st Roundで沢山出願してしまった人の12月上旬

無事5つあったインタビューの最後の、Berkeleyとのインタビューを無事11月末に終えました。

9月中に1st roundの締切があると、大体10-11月にInterview invitation(もしくは不合格通知)が来て、11月中にインタビューをします。

それらの結果は12月半ばに出るところが多いのですが、そうすると11月末~12月中旬に空白期間が出来ます(というか今です)

 

Round 2のDeadlineが早いと1/3とかなのでその準備をするべきなのですが、Round 1で8校出した以上、Round 2に対する気力は残っておらず。

というか5校も出したら全滅は無いよね?インタビュー後合格率が35%ぐらいとしても、1-0.65^5=88%ですよ?

と思うと気が入りません・・・

 

一応2nd roundにはChicago、MIT、UCLAをとっておいてあるのですが、ChicagoのエッセイとかパワポでもOKとかなっててとても時間かかりそう。

今更アラムナイとコンタクトするのもしんどいし、1st roundまでのMBA夏祭りとかの一括イベントで2nd roundの学校のアラムナイの名刺ももらっておくんだった・・・

11月~12月にそういう一括イベントが案外ないんですよね、まあそりゃadmissionは1st roundの対応で忙しいですもんね。

受かったら非公式webinarでもその時期にやりたい。

 

まとめ:MBA夏祭り(とかQSのイベント)では1stだけじゃなくて2nd/3rdの学校にも話を聞くようにしましょう!

 

UC Berkeley-Haas 面接

UC Berkeley-HaasのAlumni interviewやりました。

MBA/MPHでアプライしたのですが、Healthcare志望の人間としては西海岸だしかなり期待のプログラムです。

もちろんWharton HCMもよいのですし、インタビュー呼ばれたところは基本的にどこもOKなのですが。

 

カフェというカジュアルな場所を指定されたので、こちらもそのカジュアルさを活かして横並びの席を確保。

心理学的は正面に座るより斜め~横並びの方がよいですからね。

30分前に来店して、座席確保。

ネイティブな方との面談でした。

 

インタビュー内容は他と比べるとやや変化球。

インタビューワーはもう10年ほどインタビューやっているとのことで慣れている様子でしたが、今年からHaasより質問リストを送られてくるようになった、と仰っていました。

Why Haasといった王道質問もありましたが、詳細は伏せますがチームがうまく機能していないときにどうするか?といったやや変化球がありました。

Weaknessもあまり固めていなかったところだったので、質問されて微妙に失敗。Professional weaknessは案があったのだが、Personal weaknessは練習していなかった。

 

これでRound 1のゲットしたInterviewは全て終了。

5つやったのでどこかには受かりたい・・・

Round 2用に一応エッセイは作り始めるが・・・

 

 

伊藤国際奨学金面接

伊藤国際教育財団の奨学金面接に行ってきました!

新宿の都庁近く、ビルに行くと、財団の方々が丁寧に対応してくださいました。

20分前に、とのことだったので30分前に行ったところ、少し押してるとのことで、先に2名の方々が待機。

結局11:40の枠でしたが12:05ごろ5階から6階の大きい会議室に呼ばれ、面接開始。

先の二人が呼ばれ、私の後の2人とも待機スペースで一緒になりましたが、様々なバックグラウンドの方々でした。

4名の理事の方が日本語で面接し、みなそれぞれ質問され、合計15-20分ぐらい。

質問内容は示しませんが、予想外の変な質問はまったくなく、順当な質問のみ。

応募書に書いたことが堂々と丁寧に言えればOKです。

MBAのInterview対策もある程度役立つのと、自分の応募書をしっかり読み直せば良いと思います。

 

私の場合は第一志望にStanfordと書いたのですが、伊藤の面接の前の週に、Stanfordから不合格の通知が来ました。

伊藤の要項には「第一志望でないと再検討が必要」みたいなことが書いてあったので、面接の数日前に電話で伊藤財団に志望校が変わりました、と連絡しましたが、「わかりました、でも研究テーマは変わらないですよね?」と確認頂いたのみでした。

当日にもしっかりそのことは面接官にも周知されていましたので、志望校が変更になっても問題無い旨を力説しておきました。

 

合否は12月中旬までに通知されるとのことでした。

合否はさておき、雰囲気はとてもよかったのでぜひ応募してください。

Wharton Team Based Discussion、Receptionと1:1 interview

WhartonはInterviewが各地で2日間候補日があり、その1日目の夜にはReceptionが開かれます。

参加して理解しましたが、これはInterviewに招かれた人をメインとして行われるものです。

今回はAdmissionのInterviewerと、Wharton alumniの日本の方が数名、あとはApplicantが20名弱参加してました。

Interviewをday 1で終わらせた人はのびのびと過ごしており、私のようにday 2に予定した人は、このreceptionで同じグループでTeam Based Discussion (TBD) をやる人を探したりします。

このReceptionには(特にday 2で受ける人は)ぜひ参加することをオススメします。

もちろん同じTBDに参加する人と予め仲良くなっておく、という目的もありますし、私の場合はここでAlumniと会うことで、翌日のTBDや1:1で話す内容をさらにリアルにすることができました。

 

ちなみにday 1で面接する予定の人も、事前に同じチームの人と会うことが不可能ではありません。

まずWhartonのinvitationが来た後に、江戸義塾とAGOS (Vince)でそれぞれTBD用sessionが行われます(今回は直前の土日でした)。ここで日本でTBDに参加する日本人には会うことが出来ます。

今回は同じ時間帯には1グループしか行われなかったので、時間帯が一致すればそれはつまり同じグループということでした。

また私はGMAT clubの掲示板を見張っていたのですが、WhartonのInterviewが皆に知らされた以降、skypeでMock TBDやらないか、という誘いが出たりします。そこに参加したら、たまたま日本でTBD予定の外国人を一人見つけました。day 1にやるとのことだったので、江戸義塾で会ったday 1でやる人に繋いでおいたら、最終的には3人ぐらい事前に話せたようでした。

 

TBDの練習は、結局GMAT clubで募集があったMockで2回、江戸義塾で1回、AGOSは1回のセッションで2回mockを実施、で合計5回行いました。

まあ正直出来は散々でしたが・・・

 

1:1 Interviewはまた微妙でした。質問は

1. What is your greatest achievement

2. Why MBA

3. Why Wharton

他のサイトに書いてあるような、TBDはどうだった?的な質問はされませんでした。

 

 

Wharton Health Care Management インタビューだん。

Wharton のHealth Care Management (HCM)のインタビューだん。

ジューンさんと電話インタビュー。

 

まず予定の夜12時ちょうど(現地10時)に電話すると、9:30からの人がまだやってるから5分後にかけて、とのこと。

12:06に再度電話して繋いでもらって開始。

1.WMTYR

+フォローアップ質問

2.Essayの内容について質問

終始"It's been a while since I've read your essay"といっていましたが、内容をよく覚えていました。「EssayでXXXについて言及してたけど、なぜそれがアナタに大事なの?」的な。+フォローアップ質問

3.Why MBA and career goals

How do you see the MBA sitting in your career?と言っていたような。

4.How did you come to hear about our program?

current studentの名前を出して色々聞いた、とコンタクトをとったこと、commitmentをアピール。

5.Short term goal

When you first finish a MBA how do you kind of think you'll put it all together?と言ってたような。やっとここらへんでThat make sense.とポジティブなコメントが得られた。

+フォローアップ質問「でもXXXはうまく行っていないという話を聞いたことあるけど、どう思う?」

+フォローアップ質問「Is it rare in Japan?」日本ではあまり***が無いのでUSで学びたい、と前で述べたからかも。

6.Any question about the program?

7.Other classes or club that you're interested in?

このあと、TBDについて色々説明してくれて、アドバイス(早めに行くように)をわざわざくれた。

 

current studentからもalumniからも、現地に行ってインタビュー受けることを強く勧められました。が私費なのでケチって電話にしてしまいました。

さてこれがどうでるか・・・